きものはじめて応援コーナー
 甲州屋呉服店では、はじめて着物を着用される方や、まだ着はじめて間もない方々に、もっと着物のことを知って頂き、さらに着物を好きになって頂きたいと、常々念じて居ります。

 きものへの意識調査によりますと、男性、女性を問わず90%以上の方がきものに興味があり、いつかは着られる様になりたいと思って居られるとのことです。
 多くの方々がきものへの憧れを抱き、また着物を着てみたいと熱望されて居るという事実は、私ども呉服小売業に携わる者にとりまして大きな励みであり、支えでもあります。

 つきましては、当店では「きものはじめて応援コーナー」を開設し、きものをもっと身近に楽しんで頂ける様、ご相談を承って居ります。
「きものをこれから楽しみたい!」と思う方も含めて、どうぞお気軽にご来店下さいます様、お待ち申し上げて居ります。

甲州屋呉服店 店主敬白


きもので楽しむ四季折々。

春。
春 春になれば、梅に鶯、桜のお花見い始まり、藤に躑躅に初夏にかけては紫陽花と、色とりどりお花の季節。着物の色や柄もいち早く季節を先取りして楽しみたいです。小物の色合わせを工夫するだけでも違います。
お花の綺麗な名所には、たいてい代々続く老舗の美味しいお餅やお団子屋さんがあります。
花より団子?それも結構、ぜひ着物を着てお出かけしましょう。

夏。
夏 “夏の涼みは両国の”と唄にもありますけれど、夏はやっぱり何と言っても浴衣で夕涼みが粋ですね。うちわ片手に扇ながら、柳橋あたりから屋形船に乗り、橋を数えながら川風に吹かれてごらんなさい。こんな楽しみを知らないでいるのはもったいない!
夏祭り、花火大会、盆踊り・・・。浴衣を着るチャンスは逃さずに、過ぎ行くひと夏をしみじみと楽しみたいものです。

秋。
秋 虫の音が賑やかになる頃はお月様がとても綺麗です。夏の間には着られなかったお気に入りの袷の小紋で、お気に入りの役者を観に芝居見物に出かけたいところですね。
秋も深まれば紅葉に菊の花。お友達と待ち合わせて蕎麦屋で一杯もよし、けとばし屋で 鍋をつつくのもよし。着物だって自分で着られたら食べても飲んでも苦しくなりません。普段着ならいっそう気楽です。

冬。
冬 お酉様が終わって師走にもなる頃はには、気持ちも忙しなく、なかなか着物を着るゆとりもありません。でも着物は案外暖かいものなので、寒さに負けず颯爽とウールの着物でお稽古やお買い物に行きましょう。
そして新年あけたら自慢の着物で。はれやかにお正月を迎えます。
松竹梅に鶴よ亀よとおめでたく、初詣に七福神めぐり。気持ちもいっそう清々しく、良い一年になりそうです。


上手に着るコツ。

 着付けのコツは、とにかく何度も着て身体で覚えることです。
一度でも二度でも回数を重ねるごとに、くんと楽に上手になっていきます。そのためにあまり期間をあけないで。最初慣れないうちは誰でも時間がかかり面倒に思えますが、月に一回でも、 年数回でも着続けることです。
着物は一生ものですので焦らずに、素敵な大人になるために今から貯金をするのだと思ってはいかがでしょう。足袋を一足履きつぶす頃には楽に着られるようになっています。

 着付けの注意点。しっかり結ぶのは、腰紐と帯締めだけです。それ以外の紐や伊達締めはきつく締めると苦しいので気をつけましょう。
着物や襦袢、すべての布は身体に丁寧に巻きつけるようにして、そしてその布を紐類で押さえる。そのコツさえ覚えれば、それだけで着崩れることはありません。
帯は胴回りを多少前下がり、後ろ上がり気味にして、胸の回りは、帯板の内に小さなお財布が挟めるくらいゆとりをもつと苦しくありません。そのかわり下腹と腰骨にあたる下側で帯を支えるように、きゅっと締めておけば安定します。


気持ちを表す着物。

 着物は着飾るためだけのものではなく、たとえば師匠から習った芸を人前で披露する 時には必ず着物を着ますし、演奏会では正装の黒紋付を着る機会も多いです。
 これはその芸を代々伝えてきた人たちに対して、また、伝統の曲や芸そものに対しての尊敬や感謝の気持ちを表す礼であると思うのです。


着物を着て得すること。

 着物を着て出かける場合、多少前もって準備が必要ですが、その分気持ちにゆとりが 生まれます。例えば芝居を観に行くのであっても、いつもの服をぱっとひっかけて出かけるのと、特別なものではなくても着慣れた小紋を着て出かけるのでは、一日の重さ、充実感が違ってきます。いつもそうはできなくても、たまにはこういう日を作るとゆったり得した気分になります。
 そのためにも、さっと着られる着物一式があると便利です。気軽にきられそうな柄の 小紋や紬の袷に、重厚でなく軽めの名古屋帯があれば応用範囲も広いです。


柳家小春 著「きものはじめて」より引用しました。


このコーナーをご覧になってご来店ご相談の方に、
先着順で上記小冊子を差し上げます。


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●TEL:03-3341-3043(代)
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(7月のみ/AM10:00〜PM8:00)
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